ネクタイ売り場の店員にイラつきました

池田です。

明日は小中学校の同級生の結婚式のため、昼は髪を切りに行き、夕方から名古屋へ向かいます。

昨日は、結婚式のためにネクタイも買いに行きました。

 

僕は普段スーツを着ないのもあり、結婚式に向いているような明るいネクタイを持っていなかったからです。

それでプロの意見を聞こうと思って昨日、スーツ店へ行ったわけですが、1軒目の店員さんにイラッとしてしまいました。

 

僕は起業するまではコンビニやら飲食店やらの店員さんに対して特に何も思いませんでしたが、起業してからは、

「もっとこうすればいいのに…」

「あーあ、この店員の対応で売上逃したな」

「この店(人)すごいな!」

などと思うことが増えました。

 

昨日の1軒目のスーツ売り場の店員さんは、たぶん20代だと思われる男性で、僕が

「結婚式につけていくネクタイが欲しいんですが…」

と声をかけると

「どんなネクタイがいいですか?」

と聞かれました。

 

僕は内心、

(いや、どんなネクタイがいいか分からないから聞いてるのに・・・)

と思い、しかも店員さんがボソボソと聞き取りにくい声だったので、その時点で買う気が失せ始めましたが、

「結婚式にはどんなのがいいか分からなくて…」

と聞くと、

「どんなのでも大丈夫ですけどね。フォーマルなタイプだと・・・」

と言って、ネクタイ売り場へと歩き始めたのですが、それがちんたらとした歩き方。

その後のやり取りもボソボソとしていて

(ここでは買いたくないな)

と思ったので、すぐに店を出ました。

 

その後、2軒目へ向かったのですが、そこの女性の店員さんはハキハキした喋り方で、

誰の結婚式に出席するのかや、着ていくのはスーツなのか礼服なのか、スーツの色は何色か、など

こちらの事情を聞いた上でネクタイの候補を出してくれて、2軒目でネクタイを買いました。

 

で・・・

結果的には1軒目と2軒目の店員さんも柄や色についての選び方について言っていることは同じでした。

でも、僕は1軒目はイライラして、2軒目はすんなり買いました。

何が違ったのかな・・・

と改めて考えてみると

1:ハキハキした話し方
2:テキパキした歩き方
3:ヒアリングの有無

この3つが違いました。

1軒目の人は、ボソボソ、ノロノロしていて自信なく、やる気なく見えたので、

(この人の言うこと聞いて大丈夫かな…)

と思い聞く気がしませんでしたが、2軒目の人はハッキリ喋ってくれたので

(この人のオススメにしよう!)

という気持ちになりました。

 

加えて、

1軒目の人は、特にヒアリングなくオススメしてきたのですが、

2軒目の人は、持っているスーツの色合いなどをヒアリングした上で提案してくれました。

こちらのことを分かってくれた上で提案してくれたので安心でした。

店員さんのちょっとした対応の違いで売上が変わることを自分自身がお客になって体感しました。

 

コピーライティングにおいても

・自信を見せる
・相手に理解、共感を示す

というのは基本中の基本です。

人は、どんなに正しいこと言ってても自信なさげな人から買いたくないですし、

自分のことを分かってくれている人の言うことでないと聞く耳を持ちません。

 

コピーライティングの基本中の基本ですが改めて体感できて勉強になりました。

やっぱりコピーの勉強は自分がお客になるのが一番ですね。

 

「最高のマーケッターは最高の消費者」

という言葉もありますし、どんどんお金を使いましょう(笑)

というわけで、今日もありがとうございました!

 

池田喜行

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