高くて遠くて不便な店で買う理由

池田です。

「読書のすすめ」という本屋さんをご存知ですか?

東京の江戸川区にある本屋さんで、店の入り口には「一見さんお断り」と張り紙がしてある変わった本屋さんです。

・ベストセラーを置かない

・自分が読んで良いと思った本だけ売る

そんなこだわりの店長さんがいます。

 

お店に入り棚を眺めていると店員さんがスッと現れて喋り掛けられます。

そのときの目的や悩みやらを聞かれ、

「だったらこの本がオススメですよ」

と本を紹介されることから、その店長さんは「本のソムリエ」と呼ばれています。

そんな「読書のすすめ」には、

「読書のすすめで本を買いたい」
「店長さんに会いたい」

といった理由で、他所でも買える本を買いにわざわざ飛行機に乗ってお客さんが来るそうです。

 

僕も、amazonで買える本だったとしても、「読書のすすめ」のサイトで本を注文することが多々あります。

amazonだったら送料かからないのに、わざわざ送料がかかる「読書のすすめ」のサイトで本を注文するんです。

 

理由は2つあって、

1つは、その本屋さんに一生モノの本を紹介してもらったからです。

7年くらい前に、その本屋さんで紹介された本を買いました。

その本が本当に良くて、今でもその著者さんの本は毎日読んでいます。

「食事は体の栄養、読書の心の栄養」と言いますが、その本を紹介してもらったおかげで毎日心の栄養をもらっています。

だから、恩返しということでその著者さんの本やその店長さんきっかけで知った本は、送料分高くなっても「読書のすすめ」で買うようにしています。

 

理由の2つ目は「応援」です。

その本屋さんの考え方、あり方が好きなので応援の気持ちで、その本屋さんで買っています。

ちょっとくらい払うお金が高くなっても、その本屋さんにもっと活躍してもらいたいから応援の意味で買っています。

僕はお金は、選挙の「票」と同じだと思っていて、

あなたが素敵だと思っています
あなたを応援します

といった投票のつもりで買っています。

だから、

安くて、近くて、便利で、要はこちらにとって得な店だったとしても、応援したいと思えないお店では買いません。

逆に、高くて、遠くて、不便でも、こちらにとって損なお店であっても、応援したいお店で買います。

講座や教材、コンサルといった目に見えない商品も同じで、サービスの中身よりも、

この人いいなー

って思った人から学びます。

サービスの中身をまったく見ずに「◯◯さんのだから」ということで買うこともあります。

それもその人が活躍したら嬉しいし、世の中良くなると思うからです。

(結果的に、そうやって買ったものは中身も良いです)

 

応援したい人から買う。
投票のつもりでお金を払う。

これ意識するとお金払うのが気持ちよくなります。

気持ちよく払えば、気持ちよく入ってきます。

これオススメ。

 

そんなわけで今日もありがとうございます。

 

池田喜行

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です