「人妻でごめん」パート2(解説編)

池田です。

今日は、昨日の『認知的不協和』の解説です。

まずは『人妻でごめん』メルマガに届いた感想から。

辻さんの感想です。

 

===ここから===

おはようございます。

朝から1人、駅のホームでまた吹き出しました!!

誰もいなくて良かったです。
ヤバイメルマガですねー!

で、認知的不協和ですが、
「身を守るためです。」
これですか?

ここで、インパクトアリアリでしたので、
読まなきゃ!
と、なりました。

その後の文章は、ブー!!

と、吹き出し笑いしてしまいまして、
笑いながら素直に読み、内容を理解したつもりです。

東京ですか。
どうぞご無事で。

===ここまで===

笑っていただけたようでよかったです(笑)

通っているジムのトレーナーさんに、「何か面白い話してよ」と言われ、(そのフリ、ハードル高いな…)と思いつつ『人妻でごめん』話をしたんですね。

そしたらけっこーウケたので、文章で笑えるように書けるか挑戦してみようと思って配信したのが昨日でした。

笑ってもらえてよかったです(笑)

 

で・・・

昨日のメルマガ冒頭のどこで『認知的不協和』を狙ったのか?

まずは、昨日のメルマガを引用しますが、、、

 

===昨日のメルマガ冒頭===

読み手も気づかないうちに、意識の深くに自分のメッセージを滑り込ませる方法についてです。

これを使うと洗脳できます。

例えば、セールスの場面で自分の実績、実力をアピールしたいけど

・お客様の声がない
・根拠がない
・守秘義務等で見せられるものがない

といった時にこのテクニックを使うと、なんの証拠も出さなくても、読み手は池田さんの実績を信じてくれます。

つまり、

本当は実績がないのにまるであるかのように洗脳し、搾取・情弱狩りができます。

もちろん僕は洗脳、搾取、情弱狩りのためにお伝えするわけではありません。

身を守るためです。

===ここまで===

 

僕はこの部分で読み手の認知的不協和を起こすことを狙って書きました。

具体的には、、、

「洗脳できます」

「本当は実績がないのにまるであるかのように洗脳し、搾取・情弱狩りができます。」

と言っていますよね。

僕の普段の発信は

「洗脳はよくないよね」
「搾取するようなビジネスはよくないよね」

といった感じだと思うので、日頃、僕と接したことのある方や僕のメルマガを読んでいる方、倫理観のある方は、

僕が「洗脳、搾取、情弱狩り」と発言をしたことに

(えっ!?)

という違和感が多少あったと思うんです。

無自覚かもしれませんが。

 

その(えっ!?)という反応は感情が揺れているわけですね。

その揺れた瞬間に呟いたメッセージは相手の心理にスッと入り込みます。

具体的には、

「もちろん僕は洗脳、搾取、情弱狩りのためにお伝えするわけではありません。身を守るためです。」

このメッセージですね。ここが相手に刺さります。

 

辻さんからいただいた感想でも、

===ここから===

で、認知的不協和ですが、
「身を守るためです。」
これですか?

ここで、インパクトアリアリでしたので、

読まなきゃ!

と、なりました。

===ここまで===

とあります。

 

なぜ「身を守るためです」の一言がインパクトがあったのか?

それは、その一言の前に感情が揺れていたからだと考えられます。

ちょっと話はズレますが、人は病気になったらお金や時間を費やして病院へ行きます。

しかし、病気にならないために日頃の健康管理にはお金や時間を使いたがりません。

人は「予防」には消極的です。

(なので、「予防」は儲かりにくいです)

ですから、

「身を守るために(予防のために)学びましょう」

という主張は感情がニュートラルなときに言っても相手に響きにくいわけです。

 

だから昨日のメルマガでは、「洗脳、搾取、情弱狩り」といった発言によって感情を揺らした後に、「身を守るために学びましょう」と言ったわけですね。

そのほうが「学ぼう」という気持ちになりやすいからです。

 

以上のことを踏まえて昨日のメルマガを再度読んでみてください。

人は理性ではなく感情で買います。

なので、いかに感情を揺らすかが重要です。

『認知的不協和』は、心理学に基づいた強力なテクニックですので、ぜひ何度も繰り返し読んで感覚を掴んでもらえたらと思います。

ありがとうございました!

池田喜行

 

追伸

昨日のメルマガはこちら↓

『人妻でごめん』
http://kisyu.net/2020/11/14/%e4%ba%ba%e5%a6%bb%e3%81%a7%e3%81%94%e3%82%81%e3%82%93/

 

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