劣等感と才能。転禍招福

池田です。

昨日はジムでトレーニングだったのですが、トレーナーさんから

「池ちゃんどんな本読んでるの?」

と聞かれ、ちょうど鞄に入っていた本を見せたところ、

「うおおー!」と言われました。

 

うおおーって意味わかんないと思いますが、「うおおー!」って言われたんです。笑

「こんな難しい本をよく読むな」という意味で「うおおー!」と言ったみたいです。

こんな本を読めるのは才能だなと言われました。

 

いやいや、

僕は大学生の頃、文字が大きくて余白ばかりの自己啓発本くらいしか読めず、岩波文庫みたいなのは1ページ目で閉じてたタイプです。

小学生の頃は、文章書けば先生に赤ペン入れられまくり、親には

「こんなに赤だらけでこの子は大丈夫かしら…

と思ってたみたいです。(たぶん今ライターをしていることも、親からしたら信じられないと思います。笑)

 

ちなみに、

小学校から大学までずっと学校の授業ペースにはなかなかついていけず、「なんでみんなすぐに理解できるんだ…」と思っていました。

僕は塾に通った経験も少ししかなくて、それは人のペースについていけないからです。

大学でも試験前に友達に教えてもらってばかりで、あまりに教えてもらってばかりだったので、キレられたことがあるくらいです。笑

そんなだから個人的には、「自分は理解が遅い」「頭が悪い」っていうイメージなんです。

ですが、

この8年間ほぼ毎日、本を読み続けていたら、徐々に読める本も増えて「こんな難しい本読めるのは才能だ」と言われました。

継続は力なりなんだな~としみじみです。

 

ちなみに、僕が毎日本を読み続けてこれたのは、「自分は頭が悪い」という劣等感があったからです。

「新しい世界に触れるのって楽しい」というポジティブな感情でも読んでましたが、「自分は頭が悪い」「ものを知らない」という劣等感があり、それで本を買い続け、読み続けてきました。

今もそうです。

 

世の中的には、劣等感は良くないとか、持たないほうがいいものってイメージが強い気がします。

自信を持ちましょうって言われます。

でも、僕は自信がなく、劣等感があったおかげで読み続けることができたなと思います。

自信があったら本なんて読んでません。

そして、本を読むようになったおかげで、気づいたら文章書く仕事するようになってました。

劣等感のおかげで今があります。

・・・と思うと、

劣等感の野郎もなかなかいいヤツだなと思いました。笑

 

「転禍招福」という言葉がありますが、「禍」は回転させることで「福」を招くことができます。

エネルギー的には「禍」も「福」も同じもので、自分次第で「禍」にも「福」にもできます。

「禍」があればあるほど、それは「福」の種を持っているということなので、どんどん回転させちゃいましょう。

そんなわけで今日もありがとうございました!

 

池田喜行

 

追伸

僕のクライアントさんにプロの占星術師がいます。

その占星術師さんは、メジャーリーグでも活躍した有名なプロ野球選手を鑑定したことがあるのですが、その選手は、占星術的には体が弱くてスポーツ選手になれるような生まれではなかったそうです。

で、鑑定時に「小さい頃は体弱かったですか?」と質問したら、

「はい、だから体を鍛えるために野球を始めたんです」

との返事だったそうです。

 

その占星術は、あまりにも相手のことがズバズバ分かってしまうため、中国では禁止されたことがあるほどの占星術です。

(僕自身、鑑定してもらったことがありますが、僕の過去を見てたの!?と思うくらい衝撃でした)

その占星術で出てきた鑑定結果は個人の努力でどうこうできるものではない、みたいなことを言う人もいます。

それくらい強力な占星術です。

ですから、

経営者にも活用されているほど信頼性の高い占術なのですが、
(僕自身も新商品のリリース時期を見ることなどに活用しています)

その占術を知っている人からすると、星の配置的に体の弱いその人がスポーツ選手として活躍していることは驚くべきことなんですね。

つまり、

その選手は、努力で生まれのハンディを乗り越えたということです。

「転禍招福」です。

現実に、そのような宿命を乗り越えて成功されている方を知ると、すべて自分の生き方次第だなと感じます。

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