お客さんに叱られました。

池田です。

昨日、クライアントとの
ZOOMの機会があり、叱られました。

正確には、まだ1円も受け取っていませんし、
契約もしていないので、
クライアントではありません。

その企業から、
ランサーズでメッセージが届き返信し、
ZOOMで交渉中といった感じです。

ですが、僕の心の中では
クライアントなので
勝手にクライアントと呼びます。

で、

どのようなことを叱られたかというと

(いや、叱られたというより
率直なご意見をいただいたのですが)

ストレートに

その程度の提案に
その金額の価値はない

というお言葉をいただきました。

そのクライアントは
全国に6支店出しており、

以前、某D出版のマスターマインド
に参加していたやり手の社長さんです。

ちなみに、
Dのマスターマインドの参加条件は

・年商1億円以上でないと参加不可
・毎月、成果報告が義務
・報告できるほど施策を実践していない
(スピードの遅い)企業は参加不可

といった感じで、業界トップレベルの
有名な企業がいくつも参加しています。

話を戻して、その社長さんは
マーケティングコンサルタントを複数人雇い、

そのコンサルも、
ビジネス書を何冊も出版しており、

その道の人なら誰もが知っているような
著名なコンサルタントです。

で、その社長さんは士業で、
月額数万円の顧問料を受け取って
末長く顧客と付き合うビジネスです。

その社長さんに言われたのは、

うちはね、
月3万とかお客さんからいただくわけ。

月3万円受け取るために、
お客に月100万円の得をさせるよ。

3万円受け取ろうと思ったら
それくらい提供するんだ。

君は月30万円を提案しているんだから
うちは月1000万円儲からないとダメだ。

君の提案はその価値がない。

そもそもうちのビジネスモデルを
全然調べられていない。

うちが何をしてどうやって儲けているのか、
調べていれば、もっとまともな提案が出るはずだ、

と。

正直なことを言えば
僕ははじめ、

「いやいや、前回のZOOMで
言ってた話と違うじゃないか!」

と心の中で思ってました。

以前のZOOMでまとまった方向性で
話を進めていたのに、

「うちが求めていることと
君の提案はズレてるんだよね」

と言われてしまったのです。

「前回のZOOMでこう決まったはずですが…」

と伝えると、秘書の方も

「そうですね」

という反応だったんですが、
その社長さんは

「そうだっけ?
悪い、覚えてないや、でも、
そのやり方は面倒でやる気しないや」

といった感じで、ちゃぶ台返し。

前回までのzoomの話は
どこに行ったの!?

と、正直イラっとしました。

ただ、よくよくお話を聞いていると、

その社長さんが
求めている(実践している)基準値と
僕の基準値がズレまくっていたことはたしかで。

月1000万円、年間1億2000万円儲かる
提案ができていなかったのは、
内容的にも、マインド的にも事実でした。

それで、

「勉強不足な状態で打ち合わせの時間を
取らせてしまい、申し訳ありませんでした。
調べ直しますので、もう一度提案し直させてください」

と伝えました。

最後、

「もう一度提案し直させてください」

と伝えたとき、その社長さんは、
少しニコッとしたように思いました。

僕は、その社長さんと数回
ZOOMで顔を合わせただけです。

お金を払って学んでいるわけでもなく、

社長さんからしたら、わざわざ時間をとって
叱る必要もないのに30分も叱ってくれました。

「厳しいこと言ってごめんね。

だけど、業界トップの企業は
それくらいの基準値で仕事しているからね。

うちが取引しているのは、
そういうところだけだから」

と言って、
業界トップの広告代理店の料金や
仕事のレベルも教えていただき、

自分の基準値がいかに低かったのか
を実感した時間でした。

正直、その基準値で仕事をするのは
しんどいだろうな、つらいだろうな
と思いましたが、

それをクリアしなきゃ先には進めないですし、
コピーライター、マーケターとして
生き残れないだろうと思います。

自分にできないことは
自分の前に現れないはずですし、
言われないはずです。

クライアントには、
受け取った金額の30倍の価値を与えて当たり前。

というか、お金を受け取る前、
契約をする時点ですでに
30倍の価値ある提案をして当たり前。

そういう基準値に書き換えます。

池田喜行

追伸

僕はすでに月額40万円で契約している
クライアントもいるのですが、

月額40万円ということは、月1200万円。

年間1億4400万円を
生み出すのが必達です。

全然、そういうマインドができていませんでした。

1億4400万円という数字が明確になったら、
今のレベルでは全然足りないと思いました。

スピードも、スキルも。

自分一人ではなく、
パートナー探し、パートナー育成も
やる必要があるなと。

まず必要な人材は、コピーライター。

すべて自分で書いていると
スピードに支障をきたすので

書ける人を見つける、育てるなどして
どんどん依頼するのが必須だと思いました。

今まで、任せられたらいいなだったんですが
任せられないとダメだという気持ちに変わりました。

基準値をあげること
高い目標を持つこと
目標を具体的にすること

そうすると自然とやるべきことが出てきました。

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