死んでから生き返る修行

中村天風さんのヨーガの修行体験について書かれた本を読みました。

 

「中村天風伝Ⅱ ヨーガに生きる」です。

 

この本によると、「一度死んでから生き返る」という行があるらしいです。

 

自分で自分の首を締めて気絶(?)した後、まわりの人が、その人をぐるぐる巻きにして、棺に入れ、地中に埋めるのだとか。

そして、その1週間後に掘り起こし、棺から出す。すると、その人は土色になっている。つまり、死んでいるわけです。

そこで、儀式をするみたいなのですが、お経だかなんだかをひたすら唱えたり、体を揉んだりするらしい。

 

それが成功すれば生き返るようです。成功確率は3割程度みたい。

しかも、この行を実施するまでには、少なくとも30年の修行が必要なんだとか。

30年以上の修行を積み、限られた人がやっとこさ悟って、その上で3割の人だけが復活する修行だとか。

中村天風さんの師匠である、カリアッパ師は2回成功しているらしい。

 

この修行の真意は、僕にはまだわからないけど、人間の可能性ってすごいですね。

 

イエス・キリストは復活したという話ですが、今まで神話として受け取っていたけど、このヨーガの修行のようなことが実在するなら、イエス・キリストが死んでから復活したというのも、実際あってもおかしくないのかも、と思うようになりました。

 

世の中、というか人間って不思議で、未知の可能性に満ちていますね。

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